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　 KING FISHERトーナメント20年の歴史で前人未到の3連覇が掛かった最終戦。 １位の前田先生と5ポイント(最終戦は欠場)2位の井上くんと4ポイント差から逆転優勝するには優勝&ビッグフィッシュ賞を獲るしかない絶望的な状況の中、半分は諦め気分、半分は「ここまで来たらやるしかない、結果は運に任せ、悔いの無いよう釣り切るろう」と自分に言い聞かせ、先月の試合で手応えを感じていたチャターベイト、ジャックハンマーとマジックブレードをメインに伸るか反るかでビッグウェイトを狙う。
　 北山田一文字周辺の1〜2mで30〜40、赤野井で35、木浜3号で30〜45を数本獲りリミット達成。アクティバ3mでキッカーイーターで30前後を釣るが入れ替えならず、真野でライトリグを試すがノンキー〜30前後しか釣れず再び木浜3号に戻る。
　 リミットが揃った安心感はあったが、これでは強者の井上くんにウェイトもビッグフィッシュも届かないだろうと気合いを入れ直し、ビッグフィッシュ1本狙いでひたすらマジックブレードを巻きまくると12:10にガツンと強烈なアタリと共に明らかに50オーバーの魚体が見え「これは絶対獲らないと一生後悔する。」と珍しくテンパリつつランディングするとスリムだか58�pのキッカーフィッシュ。「これで優勝出来なくても悔いは無いわ」とヤリ切った清々しい気持ちでウェイン。
　井上くんもグッドサイズのリミットを持ち込んでいたので届かなかったかなと思っていましたが5615gとビッグフィッシュ賞で僅か570g差、ポイントも何とか5ポイント上回り、2年前の最終戦の再現を思わせる奇跡の逆転年間優勝、そして念願の3連覇を達成する事が出来ました。
　 今回も運に恵まれ終了50分前の最後の最後にドラマ魚が獲れ、逆転優勝&3連覇というシビレる結果になり、最後まで諦めずに投げ続ける事の大切さを身をもって 思い知りました。来シーズンもまたメンバーの皆さんとKFトーナメントを盛り上げていきたいと思いますので宜しくお願い致します(^_^ゞ